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防災訓練(特養かりん・藤沢)

 先日、防災訓練を行いました。今回は、大地震に伴う津波発生時を想定し、屋上へ避難しました。

利用者様役は職員が行い、エレベーターが使えなくなるため、非常階段を車椅子で移動しました。

ただ、車椅子を二人で持ち上げて階段を昇るのは、想像以上に大変!防災委員会で練習もしましたが、職員が乗っている車椅子は重く、階段は狭く、思うように動けない…。

 実際に利用者様役で車椅子に乗った職員からは、『運んでくれる職員の息が合わず、前方に傾いたり、後方に傾いたりして怖かった。』との声も。実際、特養かりんではほとんどの利用者様が車椅子を使用した生活をされています。また、今回はエレベーターが使えず、非常階段のみ使用可能という想定だったので、実際に災害が起きたときのことを考えると、かなりの時間を要すると思われます。

 実際の災害時は、限られた職員とルートでどのように利用者様を誘導しなければならないか、素早く考えて対応しなければなりません。災害が起きないことが一番ですが、万が一に備えて、職員も日々考えていかなければいけないことだと感じています。

 

 避難後は、水消火器を使った消火訓練!消火器はなかなか触ることもないですし、初めての職員もいたので、使用方法を知る良い機会だったようです。こちらも引き続き、職員全員が使用方法を覚えられるようにしていきたいと思います。